Pollen Robotics が Microduck を発表、399 ドルのオープンソース二足ロボットが予約開始
Pollen Robotics が Microduck を発表しました。高さ 25 cm・重さ 800 g のオープンソース二足歩行ロボットで、価格は 399 ドル(introductory price、税・送料別)、予約開始は 2026 年 8 月 27 日です。
事実
- サーボ 15 個、Rockchip RK3566、カメラ、深度センサー、IMU 2 基
- 50 Hz のオンボードポリシー推論 — すべての動作は録画ではなく強化学習ポリシーから生まれる
- 出荷時点で7 種類の学習済み動作:歩行、着座と起立、キック、把持、ローラースケート、転倒からの復帰
- 箱の中身は本体、バッテリー、USB-C ケーブル、そしてゲームパッド
- 4 色展開、オプションパック 3 種($39 / $119 / $39)
なぜ注目に値するのか
この価格帯の二足ロボット自体は珍しくありません。違うのは、強化学習の sim2real パイプライン全体が Apache-2.0 で公開されていることです。
- pollen-robotics/microduck — ロボット本体のソフトウェア、Rust のデーモン群
- pollen-robotics/microduck_rl — MuJoCo Warp と PPO、ドメインランダム化、BAM アクチュエータモデル、バックラッシュ模擬
つまり自分でポリシーを学習させ、設定ファイルで .onnx を指し、デーモンを再起動すれば動きます。リリースを切る必要も、ファームウェアを書き換える必要もありません。この価格帯では珍しいことです。
範囲に注意してください。オープンソースの宣言が対象とするのはソフトウェアスタックであり、機械・電子の設計ファイルは含まれません。
Hugging Face との関係
Pollen Robotics は 2025 年に Hugging Face に買収されました。公式の方向性は、ロボットの挙動を開発者が共有・再現しやすくすることです。挙動が .onnx ファイルであり、Hugging Face Hub がまさにその形の成果物の配布基盤であることを踏まえれば、整合しています。
学習は既に Hugging Face Jobs 上で実行できます。学習コマンドに --hf-jobs を付ければローカル GPU は不要です。
出荷時期
初回出荷は 2026 年クリスマス前を目標とし、北米・欧州・英国が対象です。