golden — 起動時リカバリの最終防衛線
最終更新
golden は Microduck の更新システムにおけるフォールバックのリリースであり、起動時リカバリの最後の砦です。
3 つのバージョン概念
| 概念 | 意味 |
|---|---|
current |
いま動いているもの |
| 直前のもの | update rollback が戻る先 |
golden |
常に安定に保たれるフォールバック。reset-to-golden が戻る先 |
覚えておく価値のある規則
ブランチビルドが golden になることはありません。
--ref BRANCH で開発ボード全体をプロビジョニングしても、golden は安定リリースのままで、ブランチになるのは current だけです。
理由は単純です。壊れたブランチをフォールバックにすることは、壊れたブランチに壊れた命綱を用意することです。フォールバックの価値は「確実に起動すること」にしかないので、検証されていないものであってはなりません。
いつ使うか
何が入っているか分からなくなったボードに対して:
sudo robotctl update reset-to-golden daemon
最後の手段です。より穏当な選択肢は update rollback と update select です。
ロボットが既に使っているかもしれない
ヘルスゲートが通らなければシステムは自分でロールバックし、それはログにしか残りません。
robotctl update log
journalctl -b -u robot-boot-check
「新しいバージョンを入れたはずなのに」の答えは、しばしばここにあります。